トーストにはバター派のコイズミ葦です。
トーストにバター。美味しいですよね。しかし、難点として冷蔵庫から出してすぐのバターは塗りにくい事が挙げられます。焼きたてのトーストでもバターナイフで塗ると、せっかくおいしそうに焼けた焼き目がガリガリに削られて汚くなったり穴があいたり。カチコチで全然伸びない。なんて経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。かといって塗りやすいマーガリンだとバターとはやっぱり少し違う。トランス脂肪酸も気になります。
冷蔵庫から出してしばらく常温に置いておけば柔らかくなるものの、朝の忙しい時間にそんなのんびりしていられません。まとめてケースに入れて常温保存しておくという方法もありますが、すぐに変質してしまっておいしくなくなってしまうんですよね…。
どうにかできないかと色々なグッズを探していたところついに見つけました!これを使えばバターをマーガリン並にやわらかい状態で保存できるんです!今回は実際に購入して使ってみたレビューをお伝えします!
柔らかいバターがいつでも使える。バターベルって何?
日本ではあまり馴染みのないアイテムですが、フランスでは19世紀から使われていたそうです。冷蔵庫のない頃にバターを保存する為に作られたもので、約1ヶ月常温でバターを保存できます。バタークロック、バターキーパー、などとも呼ばれています。これがあれば、フレッシュな状態で酸化や劣化を防ぎながらバターを常温保存できるため、いつでもやわらかいバターが使えるというわけです。
バターベルのしくみ
ベルの形をした容器の中にバターを詰めてひっくり返し、水をはった容器の中に沈めます。水の盾によってバターが空気に触れなくなり、酸化を防いで新鮮な状態が保たれる仕組みです。
バターベルを実際に使ってみました
こんな便利アイテムがあるなら使わない手はない!と思い早速買ってみました!
バターベルにバターを詰め替える
こちらがバターベル。大きさはマグカップくらい。キッチンインテリアとしてもカワイイです。
内蓋を外すとベルのような形になっています。そこにバターを入れていきます。硬いままだと入れにくそうだったので常温でしばらく放置したバターを投入。1ヵ月くらいで使い切れそうな量を入れました。
画像ではスプーンで平らにしてますが、バターを包んである銀の包み紙で上からぐいぐい押し付けて詰めるのが一番簡単なようです。次からそうしよう。
水を貼る用の容器に水を入れるラインがあるのでそこまで水をいれます。(水は3日に1回くらいのペースで変えます)
水をはった容器にバターを詰めた容器を被せて完成!!
バターベルで保存したバター。いざ実食!
バターがやわらか〜〜〜い!!ナイフを入れた瞬間からスーッと入っていきます。(やわらかさにテンションが上がった家族が撮影前にすごい勢いで塗ったためナイフにパンくずついててすみません。)
焼いてから少し時間が立って冷めかけているトーストの上でもこの伸びです!スルスル塗れる!えっ?マーガリン?ピーナッツバター??と思うようなやわらかさ。ふわふわにやわらかくなったバターで食べるトースト、最高です!!!!
私が購入したバターベル&購入候補だったもの
バターベルはまだ日本では馴染みがないせいか、種類も少ないですし、あっても高額なものが多いんですよね…。私としてはそこまで高額ではない&キッチンに置いても景観を損なわないものが良いなと思っていたので、比較的安価でデザインも良いものを候補として選んでみました。(商品名がバターベルではなくバタークロック、バターキーパーなどとも記載されていますが、バターベルと同じものです。)
ル・クルーゼのバタークロックはインテリアとしても絵になる!
私が購入したのはこちらのル・クルーゼのバターベル。カラーバリエーションも豊富で、私が購入したチェリー以外にもマルセイユ(青)、カリビアン(水色)ヤシ(黄緑)、ホワイトがあります。インテリアとしてもかわいいので、さりげなくキッチンに置いておくだけで絵になります。使い始めてしばらく経ちますが特に問題もなく、快適に使えています!
カラーバリエーション豊富なバターベルCrock Cafeコレクション
さらに豊富なカラーバリエーションがあるのがこちらのCrock Cafeコレクションのバターベル。淡い色から濃い目の色までキッチンに合った色を選ぶ事ができます。
シンプルイズベスト。真っ白なNorpro Stonewareバターキーパー
アメリカのキッチン用品ブランドであるNorproの真っ白なバターベル。シンプルなデザインはどんなキッチンにも合わせやすいです。
安い!ビーエルディー バターベル
こちらはかなりリーズナブルなバターベル。リーズナブルですが写真を見る限りでは特に安っぽい感じもせず、デザインとしても問題ないと思います。
バターベルレビューまとめ
結論としては買ってよかった!です。柔らかいバターを焼きたてのトーストにのせるとふわーっとバターが伸びます。あのカチコチのバターでトーストを削っていた時間はなんだったんだろうという気持ちです。バターを塗る時間が朝のストレスから朝の楽しみに変わりました。
硬くて塗りにくいバターに悪戦苦闘している方、バターケースで常温保存したバターの劣化にお困りの方にはぜひ試してほしいアイテムです!毎朝のトーストがさらに楽しみになりますよ!